日本統率者選手権 秋
2019年11月13日 EDH今更だけど優勝しました!
メモが残ってたのとせっかく優勝できたので記録に残しておきます。
めっちゃ長くなったw
まず最初にデッキ選択のところから。
当初はグレンゾで出るつもりはなく、ゴロスで出るつもりでした。
勲章という特別ルールで「あなたがオーナーであるクリーチャーカードを一番多くコントロールする」という条件を予示で100体達成して特別賞品をもらって帰ろうと思っており、直前までデッキ作成に奔走してました。
ところが、ゲーム開始前のルールに関する質問で、「土地がクリーチャーになってもそれはクリーチャーカードではない」という回答があり、(これ絶対余示もダメなやつじゃん!)と意気消沈。
その後「余示もクリーチャーカードではない」「クリーチャーとして印刷されてるカードのみ、クリーチャーカードとしてカウントする」とご丁寧に回答いただき作ったデッキはご破綻。
どうしてもクリーチャー勲章があきらめきれず、クリーチャーてんこ盛りのグレンゾで出ました。
そういうことならちゃんとルールに明記してよ!!!
ルール文書で予示はクリーチャーカードになるって確認したのに!!!
事前にルール告知したんだからその通りに運営して!!!
…ふぅ
さて、内容の話をしましょう。
急遽グレンゾで出ることにしたので、一部クリーチャーでないコンボを手持ちにあったクリーチャーと差替えました。
どうしても勲章が欲しかったため…!
結果、デッキ内のクリーチャーは60枚。
試合数は全4回。
一度でも回れば勲章ワンチャンを心の頼りに試合に臨むも2連敗。
まあ、このデッキだしそうだよなと思ったのもつかの間、3試合目(ここで60体+グレンゾの61体で勲章もらった)、4試合目を勝ち、勲章も最後までキープ。
当初の目的達成!!やったー!特別賞品ゲット!おわり!
と思ってたら実績解除(追加ルールで勝利点とは別に、条件を達成するともらえる勝利ポイント)の差で決勝卓に残っていました。
残ってたことに驚いたのだが、決勝卓のジェネラルを見てさらに驚く。
トラシオス+ティムナ×3人 赤黒グレンゾ(自分)×1
なるほど。これこそEDHだね!
グレンゾの場違い感がすごいw
実際のところ、なるようにしかならないデッキなので、みんなお見合いしてくれればグレンゾにもチャンスがあるかなー、くらいの心持ちだった。
―ここからが決勝卓ゲームのはなしー
プレイヤーA(トラティム:以下A)→プレイヤーB(トラティム:以下B)→プレイヤーC(トラティム:C)→自分(赤黒グレンゾ)
トラティムしかいないから書く必要ないじゃんって思ったけど一応w
2t目グレンゾと波止場の恐喝者のハンドをキープしてスタート。
無事にグレンゾx1で着地(パワー3に強いクリーチャーが多いからいつもx1)
他の人はティムナや森知恵でハンド補充の環境を整える。
波止場の恐喝者プレイにBがサイクロンリフト超過。これをCがカウンターしたので無事に着地。宝物が4つ出たが温存。
ガチャ分のマナを残しつつ、手札に来てしまった見逃してくれそうなコンボパーツを吐き出していく。
手札から《ごみ引きずり》をプレイし着地。あんまり警戒されていない様子。
一周回ってターン入る前にグレンゾガチャから《役馬》。
役馬は複数ルートのコンボに絡むし4マナ貯めておけてガチャぶっぱもできるからめっちゃ頼りになる。コンボは5枚コンボとかだけど(-_-)
手札から《通電式構築物》をプレイ。テキストを確認されるも、無事に着地。
盤面にグレンゾ、ごみ引きずり、役馬、通電式構築物が揃った。
(…これだけだとループのみなので何も起きないけれど、グレンゾガチャからいきなりコンボが揃う可能性がある。
グレンゾのコンボはインスタントタイミングで決まるので警戒されてもおかしくないのにこのスルーっぷり。もしや気づかれてないのでは?)
もちろんその間、対戦相手が何も動いていないはずもなく。
時系列は曖昧だけど、Aがワルチューからデリーヴィーをもってきてアドとマナ基盤を揃えたあとに追加ターンループに突入しようとしたり、Bが緑パクトからハルクフラッシュを決めようとしたりしてたが、どちらもCによって止められていた。
Cはゲームを決めるハンドではなかったらしく、無事にターンが回ってきた。
あのやり取りの間、ハンドにリアクションスペルがなく、何度死んだ、終わった、と思ったことか…。
空中戦に弱いのは非青のデッキですから仕方のないところですね。
自分にターンが回ってきて、ドローしたカードが《悪魔の教示者》。
ハンドに抱えて誰かがコンボ決めて終わって後悔するくらいなら、とキャスト。
(…《アシュノッドの供犠台》なんか全力妨害されるだろうし、《ゴブリンの技師》も召喚酔いがあるから弱そう。《赤霊破》でお茶を濁そうかな)
とか考えてて何を持ってくるかまとまってませんでした。
《悪魔の教示者》が通り、デッキをサーチ中に盤面を確認。マナは使い切り含めて15マナ。
(…このグレンゾへの警戒心ならこれで行けるかも)
《金属ミミック》をサーチして、一度ハンドに加えてプレイ。
悪魔の教示者からのカードのプレイなので、プレイヤーの警戒心が高まってるのがよく分かった。
プレイした金属ミミックを見たとき、若干拍子抜けのような空気を感じた気がした。気のせいかも。
少し考えていたが、Aが優先権をパスすると、パスパスとトントン拍子で通ってしまった。
金属ミミックは無限頑強のイメージが強かったから通ったのかもしれない。
だけど、ここでの指定は《役馬》のクリーチャータイプ「馬」。
こんなあからさまに怪しいクリーチャータイプを指定したので、即コンボスタート。
~コンボルート解説~
※()内は浮きマナ
1.役馬から4マナ出す。役馬はタフネス0になり死亡(4)
2.ごみ引きずりで墓地の役馬を対象。デッキボトムへ(4)
3.グレンゾの能力でボトムから役馬を出す(2)
4.通電式構築物の能力でごみ引きずりをアンタップ(0)
5.役馬から5マナ出す(金属ミミックで+1/+1カウンターが1つ増える)。役馬死亡(5)
…以下無限ループ
グレンゾのいいところはインスタントタイミングにガチャからワンチャン勝てることと、コンボが始まるとピン除去等の妨害に強いこと。
このルートだと2マナで刹那以外の妨害を回避できます。
~~~~~~~
役馬から4マナ出し、ごみ引きずりで役馬を対象に起動。
もちろんループに気づかれたので、Aが《フェアリーの忌み者》を役馬に切る。
即座に対応して通電式構築物の能力をごみ引きずり対象に起動。
対戦相手が再度盤面を確認して、「あっ、これは止まらないやつだ…」って認識されたのが分かった。
そこから《断絶》《フェアリーの忌み者》《死儀礼のシャーマン》能力、《暗殺者の戦利品》が飛んでくるも、スタックして通電式構築物の能力が解決されてごみ引きずりがアンタップ。
無事に無限マナに入りグレンゾ無限起動。最後は《投石攻撃の副官》をループさせて無限ドレイン。
30分間ほとんど盤面を眺めているだけの長い闘いに勝てました!
あの場面でデモチューから金属ミミック選択できた自分を褒めたい。
決勝卓の最後の決め手がわからん殺しっていうのがグレンゾっぽくてうれしいです。
久々に緊張感のあるEDHでとても面白かった!
おしまい。
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